煩悩どてかぼちゃ

マイペースな任天堂系旧作ゲーム好きが綴る、ごった煮ゆるゆるWeblogです。

【FE蒼炎】これであなたも! テリウス古代語解読 ~第25章 山岳を越えて~

ウォーリアボーレ!(挨拶)

突如、私の中の片付けるべき諸々を投げ出し、『ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡』の古代語まとめ記録を始めます。

ざっと解説

私はこのゲームが大好きで、出会った高校生のころから三十路になる今まで、折に触れては何度も周回プレイをしていまして、今回のプレイデータは9周目、難易度はハード・固定成長式を選択しています。
このタイトルが私にとっての初FE作品だったこともあって、3周目くらい(? うろ覚え)までは『ノーマル』の難易度でプレイしていましたが、今だと『ハード』を選んで、丁度よく楽しめる感じです。

なお、難易度『マニアック』には一度挑戦しましたが、26章からどうにも仲間を失わずに進めることができなくなり、挫折しました。その時のデータは削除したので、周回カウントには含まれていません。
余談ですが、今年、ようやく攻略本を手に入れたので、もしかしたらそれをヒントにすればクリアできるかもしれませんが…果たして。(やるんか??)

蒼炎のテキストや登場キャラクターがお気に入りで、何度もプレイしながらノートにメモを取ることを繰り返しているうちに、いつしかサギの民が使う『古代語』が解読できるようになりました。

…といっても、そんなに古代語の造りは難しくはないんですけれどね(*'ω'*)


現在私は、上記のようにTwitterにて #FE蒼炎 のハッシュタグを付けてプレイツイートを垂れ流しているんですが、ゲーム中の古代語テキストを逐一翻訳して楽しもうとしますと、スマホで画像編集するのも大変、文章打つのも大変、おまけにタイムラインを画像と長文で猛烈に圧迫するものですから、ちょっと興味のない方にはお邪魔になりかねないな と思い、長文になりそうなものはブログ記事にしていこうという次第です。

それも25章からっていう、終盤に差し掛かろうというところから始めるあたり、行き当たりばったりな私らしい。
そして恐らく、これ以前にTwitterで呟いていた分を改めてこちらでまとめる可能性は、かなり低いです(;^ω^)
ご興味のある方は、Twitter検索で『 from:yuzumi_i #FE蒼炎 #古代語 』などを活用してご覧になってくださいね~。


それでは始めましょう。
古代語が用いられる部分の前後のテキストを、ひと塊として抜き出していきますね。
「」は普通の台詞、
[]の中が、古代語で表記されている内容です。
漢字変換については、私の個人的な印象で行いますことを、ご了承くださいませ。

【@フェニキス城】

???
「リアーネ!
 ちょっと邪魔するぞ。」

f:id:tsukikagesui:20200313011433j:plain
[ tibarnsama! ]

リアーネ
[Tibarn(ティバーン)さま!]

ティバーン
「調子はどうだ?」

f:id:tsukikagesui:20200313012224j:plain
[ kyouha,totemo iiotenkidakara kimochiiidesu. ]

リアーネ
[今日は、とても いいお天気だから
 気持ちいいです。]

ティバーン
「ああ、確かによく晴れてるな。」

f:id:tsukikagesui:20200313012727j:plain
[ uminokaorinimo naretekimashitashi. ]

リアーネ
[海の香りにも
 慣れてきましたし。]

ティバーン
「そうか、少しはここに慣れたか。
 で、ロライゼ様の様子はどうだ?」

f:id:tsukikagesui:20200313013019j:plain
[ ...kawariarimasen...... ]

リアーネ
[…変わりありません……]

ティバーン
「…ま、気長にいこうぜ。」

f:id:tsukikagesui:20200313013134j:plain
[ ...hai! ]

リアーネ
[…はい!]

ロッツ
「……王は、
 サギの姫が何をしゃべってるか
 わかるんですね。」

ティバーン
「ん? ああ…
 漠然とだがな。
 そうか、ロッツ
 おまえは知らないんだな。
 リュシオンも、
 ここに来たばかりの頃は
 同じ状態だったんだぜ?
 今でこそ、流暢に現代語を
 話してるがな。」

ロッツ
「そういえば、怒った時とか
 不思議な単語使ってましたっけ…
 でも、さっき届いた手紙は
 普通の文字で書かれてましたよね?」

ティバーン
「この20年で、すっかり
 現代語の方を普通に…って、
 おまえ盗み見しやがったな?」

ロッツ
「す、すいませんっ!
 王のお手元から
 チラッとだけ見えてしまって…!!」

ティバーン
「おまえなぁ…」

なんだか、フェニキスの王と側近のやり取りって、ほどよくくだけてていいですね~。

f:id:tsukikagesui:20200313015519j:plain
[ tegami? niisamano!? ]

リアーネ
[手紙? 兄さまの!?]

ティバーン
「ん? ああ、そうだ。
 リュシオンからの手紙だ。
 クリミア軍はデイン王国を抜け、
 無事、祖国に向かったらしい。」

f:id:tsukikagesui:20200313015757j:plain
[ yokatta! ogenkinanodesune? ]

リアーネ
[よかった!
 お元気なのですね?]

ティバーン
「…だが、何かあったようだな。
 詳しく書かれていないが…
 フェニキスからも
 増援を出して欲しいと言ってきた。」

ロッツ
「あのリュシオン様が
 そんなことを言ってくるなんて…
 けっこう深刻かもしれませんね。」

ティバーン
「すぐにでも行ってやりたいところだが、
 ロライゼ様とリアーネを
 置いて行くわけにはいかんし…」

f:id:tsukikagesui:20200313020213j:plain
[ watashimoikimasu! ]

リアーネ
[わたしも行きます!]

ティバーン
「いや、だめだ。」

f:id:tsukikagesui:20200313020416j:plain
[ demo...! ]

リアーネ
[でも…!]

ティバーン
「……そんな顔で見ても、
 絶対、いっしょには連れて行かんぞ。」

ロッツ
「そりゃ、ムチャな話だ。」

f:id:tsukikagesui:20200312033028j:plain
[ ......ijiwaru...]

リアーネ
[……いじわる…]

カーッ! カワイイ!! リアーネちゃんは天然小悪魔の才能があるのでは!?


ティバーン
「…前から考えてた計画を
 実行に移すか。」

ロッツ
「なんですか?」

f:id:tsukikagesui:20200313020726j:plain
[ keikaku? ]

リアーネ
[計画?]


(一時暗転)


ティバーン
「…じゃあ、
 とりあえずガリアへ行って、
 話をつけてくる。
 ロッツ、おまえは
 リアーネたちを警護しながら、
 旅の準備を手伝ってやれ。」

ロッツ
「わかりました!」


(暗転)

【@フェニキス城の倉庫?】

f:id:tsukikagesui:20200313021128j:plain
[ sononunoha,kocchinionegai. ]

リアーネ
[その布は、こっちにお願い。]

ロッツ
「えっと、おれ、
 なんて言ってるか
 わからないんですが…」

f:id:tsukikagesui:20200313021346j:plain
[ korewone,koreniiretehoshiino. ]

リアーネ
[これをね、これに入れてほしいの。]

ロッツ
「あ、もしかして
 これを…この袋に?」

f:id:tsukikagesui:20200313022820j:plain
[ sousou. ]

リアーネ
[そうそう。]

ちょっと微笑むリアーネ。かわいい。


ロッツ
「わかりました!
 じゃんじゃん詰めます!」

f:id:tsukikagesui:20200313023256j:plain
[ ! ]

リアーネ
[!]

エクスクラメーションマーク『!』は古代語でも分かりやすい。


ロッツ
「……あれ?
 どうしたんですか?」

f:id:tsukikagesui:20200313023645j:plain
[ !! dare!? ]

…大変な局面に、ロッツがぶさいくに写ってしまった。ごめん。(面白いからそのまま)


リアーネ
[!! 誰!?]

ロッツ
「…おれの後ろが
 いったいどう……

 (衝撃音)
 ぐわっ!!!」

f:id:tsukikagesui:20200313024122j:plain
[ Lotz! iya! hanashite!! ]

リアーネ
[Lotz(ロッツ)!
 いや! はなして!!]


(バ~バッ♪ バ~バッ♪ バーー→バー↓バー→バ~~↑♪)
(※ 漆黒の騎士 登場)


漆黒の騎士
「騒ぐな。
 ……父王を殺されたいか?」

f:id:tsukikagesui:20200313024545j:plain
[ ...niisama...... ]

リアーネ
[…兄さま……]


(暗転)



ここから、現在乗っ取ったクリミア王城にいるアシュナードの元へリアーネは連れ去られます。
漆黒の騎士殿におかれましては、元クリミア王国デルブレー領からフェニキス城への侵入ののち、クリミア王城へのとんぼ返り、誠にお疲れ様でございます。
しかも、タカ王の目を盗むのが難しくて、何度も往復するはめになったそうだよ。
転移の粉や敵の攻撃を無効化する鎧、神剣エタルドとラグネル…どこから仕入れてくるんですかねぇ…。

それから、タカ王の言う“前から考えてた計画”ってなんだったかしら?
何年も経ってからのプレイ再開なので、覚えてないことも多いです。

ロッツ、生きててよかったよ…。
タカの民にも、怒りの炎が燃え始めます。


どうでもいいことですが、ひとつ前の第24章で舞台になるデルブレー城のことを、ずっとデルレー城だと思ってました。
高級なテレビで遊んだことないからかなぁ…。時々こういう読み間違いをしては、自分の中でそのまま定着させてしまいます(笑)
今更ながらの対策として、テレビの画質設定でシャープ調整を少し入れておきました。(`・ω・´)