煩悩どてかぼちゃ

マイペースな任天堂系旧作ゲーム好きが綴る、ごった煮ゆるゆるWeblogです。

晩夏の皮膚炎

(……晩夏? 晩夏って夏の終わりごろのことでしょ? もう12月なんだけど)
(しかたないのよ、ゲームとTwitterを除いた万事にやる気が出ない病気なのよ)

ぼくが きがついた さいきょうの ブログを書くコツ:『Twitterをやらない

(※ なお、XはいつかTwitterに戻るんじゃないかという希望をこめて、Twitterと呼び続けたい所存である――)



ご無沙汰しております、皆様。
逸果ゆずみですわ。
お元気?

わたくしは、8月半ばに唇に出た違和感から始まり、
9月丸々と、10月に至るまでを彩りやがった皮膚炎から回復しつつあるところですわよ。
そして、ブログ記事化をモタモタしていたら、11月になりましてよ。


――って、書いて順調に公開しようと思ってたんだけど、
いつもの横道に逸れる悪癖に陥ってしまって、結局12月
ですのよ。


そして年末です!

なんてこった!!!


でもね、今回のお話の症状、唇のは未だに尾を引いているので、
わたくしにとっては現在進行形ではあるのです。
なんてこった…


そんなわけで、
唇とお肌のちょっぴり長いお話、よかったら眺めていってくださいまし。


* 今回のお話 *


8月:唇の炎症 9月:唇に加え 手首、前腕、顔、耳まで痒い!


経過はこんな感じ。

8月半ばから9月上旬、唇に炎症が出て、痛痒い。
唇の上下を合わせると、粟粒のようなプツプツが潜んでいるのが感じられ、気持ち悪い。
一時落ち着くも、なんとなくすっきり治らない。

10年以上前にもこんなのあったな…と思って過ごしていたら、
9月の半ば、それに加えて手首、次第に肘までの前腕部、顔にまで湿疹が出る。
ここまではなかったな…。

皮膚にまだらに赤くポツポツが出る感じで、痒みがある。
顔にまで湿疹が出るのは、記憶にある限り初めてのこと。
地味だがつらい。

近所の皮膚科を受診。
おっとりおばあさま先生。

「症状が一般的ではないから、今から書く紹介状を持ってバスで大学病院に行ってください」

(エッ)

てっきりありがちな湿疹で、パッとお薬もらえるもんだと思ってた…

初めての大学病院。
バスはそのまま敷地内のバス停に停まってくれる。便利〜。
大学病院って初めてで、ちょっと緊張する。

診察待ちの患者数がすごい。
皮膚科ブロックの近くの内科ブロックの混み具合など、とりわけやばい。

おじいちゃん先生が診てくれた。
傍に、診察内容や処方をパソコン入力したり、症状の写真撮影をするお姉さんがいる。
大学病院ではなにするのかと思ったけど、重症ではないからか、検査の類はなかった。
デジカメで患部の写真を撮られた。

部分的、限定的に出ているから、何かにかぶれたのではないか、とのこと。
内臓の病変由来だと、全身に症状が出るものなのだそうで。
ヒッ おそろし…


前腕と唇用に、それぞれ強さの違うステロイドの塗り薬を処方してもらう。
1週間後に治りを診るために、再診の予約が入れられる。

受診後の会計の場所がわからず、回廊状になったフロアを無駄にぐるりと一周した上で、
皮膚科受付の人に、診察が終わったらどうしたらいいのか訪ねた。
会計の場所は地下階だった。
回廊内の柱にも案内書いてあったけど、複数ある項目の半ばに並んでいたから見落とした。

なお、院内レストランの口コミ評価はイマイチみたい…(笑)


唇用のお薬は弱めのやつ。
使用説明には「朝晩2回 唇にぬってください」とだけあるけど、顔に塗ってもいいよね??
こういう細かい確認って、抜けちゃうんだなー。

顔にも塗りました。つらいので…。
何故か耳まで痒い。

よく聞く『口唇ヘルペス』ってやつかと思ったんだけど、違ったみたい。
処方された薬は、感染症には使用禁忌 となっている。

処方された塗り薬で、腕と唇の具合が日毎によくなる。

1週間後の受診時には、腕はわずかな赤みの残りがあるが痒みはなくなった。
唇のブツブツ感もなくなる。
お顔が少しムズムズするけど、だいぶいい。
唇の症状について、病名的なものをはっきり言われていなかった気がしたので、聞いてみる。


「結局、唇のはなんだったんですか?」
「刺激性の皮膚炎だね」


なるほど、唇も皮膚なんだって。
ググると『刺激性接触皮膚炎』と出る。いわゆるかぶれの診断。


「原因は、触れて刺激になるあらゆるもの」


あらゆるもの…! でも、確かにそうだ。
お肌や唇って、バリア頑張ってるんだなァ…


治療中の1週間の間で原因として考えたのは…
唇は、時折塗るようになって、いくつか新しく購入もした口紅。
顔や腕は日焼け止め、
もしくはその上に塗ったベビーパウダー(古くて、小型の容器に入れ替えている。パフ洗ってない)
じゃないかな…?

先生は、ベビーパウダーで炎症の報告はあまり聞かないともおっしゃっていた。
日焼け止めは光に当たると刺激がどうのこうのとも説明してもらえた。

でも、実は日焼け止めしっかり塗った日は日暮れ時で、
いざ外に出る時はほとんど日没になってしまったから、光をしっかり浴びた感じはなかったのよね…


だだ、お薬で痒みが引いたのは本当に助かった。
おじいちゃん先生にお礼を伝えた。


こうして大学病院で診てもらったわけだが……私の症状はきっと、すんげー軽い部類なんだろうなぁ…などと、
待ち合いのモニターにしばしば表示される『処置室』とか、ソファーに並ぶ患者さんの列を見て思った。

昼頃に終わって、イマイチ院内レストランに挑戦してもよかったけど、
飾られたメニューのサンプルを見てそそるものが特になかったので、院内コンビニでパン買って帰った。


仮眠を取って、夜は仕事。
予約の受付時間内に病院に着けるよう、無理して朝起きたので、この日はけっこうしんどかった。

深夜型の生活をしていると、こういうときが大変。
本来、私に『朝』はないのよ。
明け方から昼までが就寝時間だからサ…。

それから2週間ほど経っても、顔の湿疹が治らない。

目の周り、頬、顎から首、耳が痒い。
赤み、軽いブツブツした腫れが出ている。
薬を塗るとしばらくはマシにはなるが、不快感は消えない。


前髪が触れると、とにかく痒くて気になるので、常にヘアピンでバチバチに留める必要がある。
時間経過でそれを逃れる短い毛どもが憎い。
耳の周りのふよふよした毛どもはうまく防げない…耳痒い…。
顔面が痒いって、気力を消耗する。


メイクを一旦やめたいが、
接客業で、ほぼ毎週顔を合わせるお客様もいるため、
なんとなくすっぴんは嫌で、眉毛とマスカラだけやってみる。
マスクをするので、案外いけるように思えた。


最初はパウダーアイブロウを使っていたが、
眉毛の辺りも痒いので、眉マスカラに移行した。
初めて使う。
なるべく肌に乗せないよう、毛だけを狙う。
自眉毛しっかり族なので、色でコーティングするだけでも化粧してる感が出る。


肌は薬を塗っているので、お化粧しない …といきたんだけど、
軟膏の油分で驚きのテッカテカフェイスになるので、
キャンメイクのオイルブロックミネラルパウダーを試して、テカリを抑えるのはやった。

これは私の自己判断なので、
お肌の治療中でお医者様に相談できる方は、お試しになる前に聞いてみた方がいいかも。



www.canmake.com

ケースがとっても可愛いよね。
炎症を抑えるというシカエキスの謳い文句への期待と、
ケースのカラーが好みに合致したので、フラッフィーミントの方を選んだよ。


そんなわけで、処方薬治療を始めてからも2〜3週間くらい苦しめられて、
また皮膚科受診か? セカンドオピニオンか?
早起き(※世間的には別段早起きではない)ツラいよぉ…
などと
顔を掻きながらグルグルと思考し始める。

ほんとは搔くのよくない
保冷剤タオルに巻いて冷やすといいって… 確かに楽にはなる…
けど、ずっと手放せなくなるよねこれ…



犯人はおま…えっ…? おまえなの……


――湿疹くんさぁ。

腕は1週間でほぼ治って、ぶり返しもないのに、なぜ顔の症状は引かない?
薬が腕用のものよりも弱いから?


いいえ。


ようやく気付いた。
もっと早く気が付けたらよかった。


どうやら原因は、
ドン・キホーテのバカでかお得用(※1000mlポンプ容器)化粧水のようなのです。


lipscosme.com


ドン・キホーテのスキンケア用品コーナーに行ったことある方は大体知ってそう。
初めて見たときは、でっかすぎて笑ってしまった。
お得さゴリ押しで、最近は機能付加を謳ったシリーズ商品も出てた。


私は、今回はこんなにやられてるけど、
基本的に肌はそんなに弱いタイプではないと思ってたから、
化粧水はとにかくリーズナブルなものを選んでたのよね。


これ、大ポンプのままだと、ワンプッシュでドバッと出て使いにくいから、
100円ショップのスプレーボトルとか旅行用の液体用ミニボトルとかに移してさ。
すぐ手に取れるようにいくつか作って、あちこち置いてた。
(そうしないと化粧水さえ面倒くさがって、そのまま寝落ちルートを辿る)


そんで、小分けボトルの中身が減ったら、
大ポンプシュコシュコで手軽に補充できて、心強い感じが気に入っていた。

化粧水はこのハトムギ化粧水で、
乳液は別に、ドラッグストアで買える普通サイズのものからお気に入りを見つける旅をしていたの。

実は、顔にベタベタするやつを塗るのが好きじゃなくて、
長らく化粧水だけで済ませてしまっていたりもした。


ちなみに、フェイスマスクのケアも快適に感じられないので滅多にやらない。
……あれ、週に何回かやるのがスタンダードって誠ですか。

顔が妙に寒くなりませんか… 匂いが合わないと地獄じゃないですか…


乳液については、今まで使っていたものに加えて、
気分で初めての商品を試す時期にも被っていたから、
最初はこっちを湿疹の原因じゃないかと疑った。

でも、日を変えて新旧どちらを使ったとしても、
症状に違いが出るようには感じなかったので、乳液ではなさそうと判断した。


化 粧 水 で し た よ ぉ … 保湿の初手からかぁ…。


治療中、「保湿だいじ!!」と思って、
顔には処方薬の前に、この化粧水と乳液をつけちゃってたんだよね。

それで、化粧水を塗らない腕の湿疹は処方薬でみるみるよくなったのに、顔のは長引いた訳だった。


それに思い至ってから、この化粧水を使わなくしたら、
腕の症状がみるみるよくなったときみたいに、2、3日で顔の痒みが出なくなった。


ドンキのハトムギ化粧水、ずっと問題なく使っていたんだけどなぁ…。
もうすぐ1000mlボトル一本使い切れそうなところだったぐらいで。

だから、こないだ詰替え用(※2000mlパウチ)も買っちゃったんですよぉ。
ドンキでショッピング楽しいから、ホクホク気分でしたよぉ。

まさかこんなことになるとは…




たすけて代打:やさしいスキンケア商品


何故か合わなくなってしまった化粧水の代わりとなる化粧水は、こちらを参考に選びました。



セザンヌのスキンコンディショナー高保湿セラミド化粧水と、
アサヒ研究所(アサヒグループ食品)のぷるっとしずく化粧水にしたよ。
動画サムネイル右側の2本です。


念のため、乳液もやさしいやつを備えておこう。

このシリーズの乳液タイプが気になったよ。



↓ こっちも見たけど、終わりに ↑ のミルふわのお話につながるので、
「これはミルふわベビーミルキーローション一択」となった。

ミルふわ出してる和光堂さん、表示を拝見すると、アサヒグループ食品さんでした。
アサヒグループって優秀なんだなぁ。


youtu.be



敏感肌さんにオススメの商品なら、間違いないじゃろう!
それでいてリーズナブルなものなら尚のこと良し!
ありがてぇ!
今すぐ欲しいからAmazonさんでポチーッ!!


いや〜、かずのすけ先生すごいわ。
ありがたや、ありがたや…。
関連して、色々動画を拝見しました。面白いの。
成分から詳しく易しく解説してくれて、とてもわかりやすいし、BGMが落ち着いているところもお気に入り。
ゆったりした気分で見られる。
たまに猫ちゃんも出てきて、最高である。


先生のことは、昔Twitterで知って、しばらくフォローしていた時期があってね。
そこから先生のブログ記事を摘まみ読んでいた。


なので、私は、

🔎検索ワード『〇〇(アイテムの種類) かずのすけ』

で、安心のスキンケア情報が掴める
と思っている節がある。


実際、助かった〜。

こうして新しく買った化粧水と乳液は、いずれも問題なく使用することができました。
ありがたや~ッ!!!!🙌🙌🙌


救われたので、先生のご本もAmazonでポチーッしましたわ。


美肌成分事典


ボリュームが多いので、ちょっと後回しになりそうではあるけど。
……おっ、目次と導入を見ると、自分が気になる内容に飛んで知識を得る、辞書的な利用が推奨されています。

身近でありながら知らないことって、大変興味深い。
この知識群を携えられるようになったら、強いぞ〜。


かずのすけ先生といえば、知ってから今もずっとお洗濯で参考にしている情報がある。
界面活性剤の仕組みから、先生が普段使っている洗濯用洗剤について解説してくださっている記事です。
こちらも貼っておきましょ。

ameblo.jp


これ読んでから、うちも洗濯洗剤のベースはエマールとワイドハイターEXになったよ。
エマールの香りはリフレッシュグリーン派。
どちらもお得な大容量の詰め替えもあって、助かってます。


少し逸れました。

皮膚炎の話、つづきます。
しばらくお待ちくださいませ。